12月8日と2月8日は事八日と呼ばれ、2月8日を事始め、12月8日を事納めとして、この日から農耕を始め終る日とされていた。
両日はつつしみをもって過ごす日とされ、この日は針仕事を休むべきとされていた。
そして折れた針を神社に納めたり、豆腐や蒟蒻のように柔らかいものに刺したりすることで供養し、裁縫の上達を祈ったそうです。
毎年、気にはなってはいたもののだいたい何か予定があって行けなかった。
10年越しの針供養。
東京では、初めてでしたが下北沢にある森巖寺、淡島堂にて行われました。
到着してすぐに、丁度ど良いタイミングで始まり

境内には淡島幼稚園もあるからか園児の姿も。
いつもは、しまっている不動堂、閻魔堂を回って針塚、淡島堂へと。
供養と言うだけあってお経を読んでいる間に順番にお焼香をしました
最後にご住職が説教で・・
最近は、無縁社会と言われていますが人と人との縁はもちろんですが
人と物、針1本にも縁を感じて大事にしていきましょうとおっしゃってました。

10年分の働いてくれた針に感謝します。