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1 2015年 10月 31日
今月からわたしの実家の近くに土地を借りれる事になり畑を始めました。
ここを見つけたとき、その瞬間にこれから起こるすてきな、幸せな事が頭の中を駆け巡って 久しぶりに興奮しました。 この感覚は、東京に始めてくらすアパートを見つけた時と同じくらいの感覚で その時は不動産屋さんの前にはってある部屋の図を歩く速度で横目でちらって見た時に あっ。あれだ!と感じたなんとも不思議な直感。 それから、取り壊されるまで10年以上幸せに住ませてもらいました。 この畑は、車ですっと通ったときに、あっ。ここだ!ってやっぱり思って だめもとで親に相談して持ち主の方と交渉してもらいました。 結果はもちろんOK。 こういう感覚で見つけたものはだいたいうそでしょー。って言うくらい とんとん拍子に事が運んでいきます。 今までも何箇所か場所を借りてはみたもののなかなか足を運べず思うように出来ずにいました。 2013年に吉祥寺で種市というイベントがあってはじめて種のこと生産者の現実をしりました。 それまでは恥ずかしいですが、実は結構身近にそういう意識を持った人がいたのに たねに対して深く知ろうと思った事はありませんでした。 そこからなぜか、危機感を勝手に感じて、それでも土地がなければ種も守れないとか いろいろ考えた結果、土があるところに種を蒔いてしまえばいいんだ!と 一人ゲリラガーデナーズで、近所に勝手に種を蒔いたりもしていました。 と、前置きが長くなりましたが。 ようやく落ち着いて地に足をつけて種と、野菜と向き合える場所をみつけました。 ![]() 畑には朝行きます。 なぜかって、それはいわきで尊敬する物つくりの先輩たちが昔からそうして暮らしてきたからです。 いつか、そういうサイクルの中で暮らしてみたいと思っていました。 畑に行く前に犬のマルを少し散歩させるために河原に行きます。 最初のころは普通にマルと一緒になって散歩をしていましたが ある日、ここでちくちくやったら気持ちいいかも!と思い立ちその日から一つ仕上げるまで散歩 ![]() その間、康人くんは何か拾い物を。 ![]() なんと石炭を拾ってました。 ![]() いわきは炭鉱で栄えた土地ですからこんな所に石炭が転がっていてもおかしくないそうです。 もちろんこれは、鍛冶の燃料に。 一仕事終えて、次は畑仕事。 ![]() まずは、はじめての年なので欲張らず、人参、玉ねぎ、大根、のらぼう菜、白菜。 のたねを蒔きました。 どこまで出来るか、この土地の力を知るのが楽しみです。 自分の食べ物を自分で育てるというのは、自然とともに生きる最初の第一歩ですが 出来ればこの畑できた野菜は私たちだけでなく私達にかかわる人たちにも食べてもらいたい。 そう、思ってはじめました。 いままで、私は受け取るばっかりでなかなか簡単に贈れるものがありませんでした。 もちろん、お金を出せばそういうものは沢山ありますが何か、いつも心に引っかかりがありました。 まずは、第一歩。 全ては、種をまくとこから物語りははじまります。 余談ですが、omotoの種まきシャツはそんな、(本当の)種だけでなく全ての始まりの為の 種をまくお手伝いが出来ればと思って作ったシャツです。 面白いことに、たぶん、そういった意識をどこかに持って生きている人によく似合います。 わたしも、だんだん似合うようになってきたかなぁと 最近思うようになりました。 作った頃は実は、あんまり似合わなかった気がします 笑 仕事の前の一仕事。 これが出来るようになってまた、つながれた人と時間。 これからもずっと つながり、つづける手のじかん ![]() ▲
by chisouan1959
| 2015-10-31 20:40
| くらし
2015年 10月 27日
柿渋を外へと出し終わったら、家の中でのいちばんの仕事は
家のあちこちにいらっしゃる神さまにごあいさつする事。 鈴木家は代々(多分)女の人が神さまにお水やお茶の上げ下げをする。 わたしはただそれを受け継いだだけではじめの頃は何も考えず作業をこなしていた気がします。 最近ではちょっと考え方が変わって朝いちばんの神さまとの会話の様なものがあって 今日はどんな1日でしょうとお伺いをたてる感じです。 これといって宗教にはこだわりがある訳ではないのですが言うなれば自分教の様なものがあって 多分それは20代の一人暮らしをはじめた頃から続いている気がします。 ひとつ、自分の中の決め事で神さまにごあいさつするまでは水も飲まない事。 とくに、誰になにか言われた訳ではないけどこれは10年以上続けています。 たまに環境が変わったりすると飲んでしまった!という時があって 笑 その時は心の中ですみません。 と。 ![]() 夫も鍛冶場で仕事をはじめる時はまず四方に柏手を打ちごあいさつをする。 怪我もなく、今日も一日仕事させていただきます。 毎日毎日同じことを繰り返し、手を合わせ祈る ものを作らせて頂く前の大事なじかんです。 前に読んだ本にあった話で、題名は忘れてしまったのですがその部分だけがすごく好きで というか、腑に落ちていつもこころにある話 ある時、雨が全く降らずに農民が毎日天に向かってどうか雨よ降ってくださいと お祈りをしていました。 毎日、毎日、それでも雨は降らずどんどん田畑は枯れていきました。 あるとき一人の人が来てその農民達に本当に雨が降って欲しいと思っているのですか? と尋ねました。農民はもちろんです。と答えましたが、その人はそれに対して では、なぜこの中に一人も傘をもってきてる人がいないのですか? と、答えました。 このお話を知ってから、何となく ただ作業として祈るのではなく いつも、どの瞬間もきちんと物事の本質を見てふかく祈るという事を知った気がします。 ものを作って生きていくという事は毎日が賭けのような所があります。 それを、日々地に足をつけてきちんとしたもの作りが出来るようにする大事なじかんです。 祈りの中の手のじかん ▲
by chisouan1959
| 2015-10-27 08:24
| くらし
2015年 10月 23日
![]() 朝起きて、一番の仕事は柿渋に染められた服や布を外に出す事。 午前中は玄関側に日が当たるのでこちら側に。 日が出ているじかんが短いこの季節は、出来れば太陽が目覚めたのと同時に出したい。 染めるのは多くても3回くらいですがこの日に当てる作業が 3ヶ月から半年、長いのは1年くらいのもあるんです。 毎日、毎日まんべんなく日が当たって柿渋が発色するようにシワを伸ばしたり引っくり返したり。 いちにちのはじまりの手のじかん ▲
by chisouan1959
| 2015-10-23 13:39
| くらし
2015年 10月 18日
今年も残すところあと1つなりました。
展示。 毎年、11月にやらせていただいているかぐれ 今年は少し早めの日程です。 こちらには遠くからもいらっしゃって下さる事が多いので日程だけでもと思って お知らせしました。 それと、初日の6日は18時OPENです。 ちょっと変わった始まりですが、WSや他のイベントも去年よりグッとパワーアップして お届けしたいと考えております。 どうぞ、お楽しみに! 詳細はまた後日。 ---------------------------- 手のじかん 11月6日(金)─15日(日) かぐれ表参道 http://www.kagure.jp/ 東京都渋谷区神宮前4-25-12 MICO神宮前 03-5414-5737 11:30〜20:00 ▲
by chisouan1959
| 2015-10-18 09:30
| イベント情報
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